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シンボル / Symbols 2017

横浜市中区にある黄金町は10年ほど前までは違法風俗店いわゆるチョンの間が軒を連ねる場所として有名な場所でした。現在は浄化政策の一環としてかつてのチョンの間をアーティストたちのアトリエとして利用しています。そして私もその一部屋にスタジオを構えました。 町の中には今でもチョンの間の名残があります。その一つが店の入口の上に設置された雨よけの屋根です。行政はこの屋根をチョンの間のシンボルとして撤去しようとしています。しかしそのシンボルはここで生活する私にとっては既にチョンの間を想起されるものではなく、この町の風景的個性です。今ではこれを撤去されることは、子供の時によく行っていた駄菓子屋さんがなくなってしまったような、寂しささえ覚えるようになりました。 私はこの同じ物体でも見る人の立場が変われば、その物体のイメージが変わることに注目し現在でも残る屋根を調査し作品を制作しました。

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